大腸がん(大腸癌)観察項目
・大腸癌
入院時観察項目
①検査や治療に対しての不安の有無
②腹鳴 腹満 腹壁 腹痛
③嘔気 食欲 下血の有無
④検査データ 貧血の程度 栄養状態の程度
⑤年齢や既往によるものの観察(杖歩行・麻痺・糖尿病(BS)など)
⑥ワーファリン等内服中止指示をまもれているかの観察
⑦ストーマサイトマーキング部の観察(ストーマ造設予定時)
⑧術前プレパレーションの処置での排便状況
⑨本人の理解度の確認または告知の有無の確認
・大腸EMR・大腸ESD
EMR(内視鏡的粘膜切除術)ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)
観察項目
①腹鳴 腹満 腹壁
②嘔気(セデーションによるもの)
③顔色(顔面蒼白など出血の可能性)
④激しい腹痛(胃穿孔の可能性・とくにESDは注意していく)
⑤便意(下血の可能性)
※便意を検査後24時間以内に訴えた場合は必ず付き添い、下血がないか、または下血時の急な意識消失に対応できるようにする。
⑥治療後安静、または食事制限の理解度の確認
※ベッドは一番低い位置にしておく
(セデーションによる理解度の低下がある)
⑦セデーションによる呼吸抑制の可能性
※アネキセートを使用した場合も、アネキセートの方が半減期が早いためSPO2をしっかりと覚醒するまで観察していく
⑧翌日の検査データのチェック(特にHb)
退院に向けては、入浴等は制限はないが、アルコールは1カ月程度やめてもらうよう説明
⑨その他 既往(杖歩行・麻痺・入院時ワーファリンを飲んでいる患者など)の観察
・腹腔鏡下結腸切除術
合併症:出血 縫合不全 吻合部狭窄 創部感染 腸閉塞(イレウス)
心筋梗塞 不整脈 肺炎 無気肺
腹膜瘢痕ヘルニア 深部静脈血栓
薬剤アレルギー せん妄
観察項目 観察事項
①腹鳴 腹満 腹壁 腹痛 排便の有無 排ガスの有無
(縫合不全・イレウスの観察・腹膜炎の可能性)
※腹腔鏡下は大腸穿孔の可能性もある)
②肺音 肺副雑音 SPO2 血ガス値
(肺炎や無気肺の観察)
③創部の観察
※通常48時間は静菌作用のあるカラヤヘッシブなどで創部を保護しているはずであるが、はがれていないか、
出血がないか、腫脹がないかを観察していく。
※創部オープン後からは創部に発赤がないか、発赤があるようであれば圧痛がないかを観察し圧痛もあるようであれば感染による皮下膿瘍を疑い医師に指示を貰う。下部手術は創部感染のリスクは高い。
④意識状態の観察
※麻酔の覚醒状況 酸素量 SPO2 不穏の有無など
※患者さんがドレーンを気にしていじるようであれば家族に説明し必要時抑制(その場合抑制部位の観察)
⑤バイタルサイン・検査データの観察
(合併症早期発見のため)
⑥INOUTのチェック
※輸液と尿量とのバランスをチェックしむくみの有無などに気をつけていく。特に心臓の既往などあるかた
⑦麻酔の合併症の観察
※嘔気・嘔吐 肺音副雑音の有無 腹部症状の観察 ⑤の意識状態
⑧早期離床
無気肺や肺炎などの合併症の予防や循環促進・蠕動運動を促進させる為通常手術翌日には離床を促す。
離床時注意として、特に初回離床時に深部静脈血栓による呼吸困難や胸痛に注意し観察する
※予防するため、術後下肢にポンプをつけたりストッキングをはいたりする
⑨全身の皮膚の観察
(アレルギーの有無)
・回盲部切除術
回盲部切除
手術:回腸を横行結腸と端側吻合
術後ドレーンの挿入部位 :ダグラス窩
その他 NGチューブ 尿道バルン エピドラチューブPCAポンプ 点滴 酸素
合併症:出血 縫合不全 吻合部狭窄 創部感染 腸閉塞(イレウス)
心筋梗塞 不整脈 肺炎 無気肺
腹膜瘢痕ヘルニア 深部静脈血栓
薬剤アレルギー せん妄
観察項目 観察事項
①腹鳴 腹満 腹壁 腹痛 排便の有無 排ガスの有無
(縫合不全・イレウスの観察・腹膜炎の可能性)
※腹腔鏡下は大腸穿孔の可能性もある)
②肺音 肺副雑音 SPO2 血ガス値
(肺炎や無気肺の観察)
③創部の観察
※通常48時間は静菌作用のあるカラヤヘッシブなどで創部を保護しているはずであるが、はがれていないか、
出血がないか、腫脹がないかを観察していく。
※創部オープン後からは創部に発赤がないか、発赤があるようであれば圧痛がないかを観察し圧痛もあるようであれば感染による皮下膿瘍を疑い医師に指示を貰う。下部手術は創部感染のリスクは高い。
④意識状態の観察
※麻酔の覚醒状況 酸素量 SPO2 不穏の有無など
※患者さんがドレーンを気にしていじるようであれば家族に説明し必要時抑制(その場合抑制部位の観察)
⑤バイタルサイン・検査データの観察
(合併症早期発見のため)
⑥INOUTのチェック
※輸液と尿量とのバランスをチェックしむくみの有無などに気をつけていく。特に心臓の既往などあるかた
⑦麻酔の合併症の観察
※嘔気・嘔吐 肺音副雑音の有無 腹部症状の観察 ⑤の意識状態
⑧早期離床
無気肺や肺炎などの合併症の予防や循環促進・蠕動運動を促進させる為通常手術翌日には離床を促す。
離床時注意として、特に初回離床時に深部静脈血栓による呼吸困難や胸痛に注意し観察する
※予防するため、術後下肢にポンプをつけたりストッキングをはいたりする
⑨全身の皮膚の観察
(アレルギーの有無)
⑩NGチューブ
目的
術後の麻酔による嘔気・嘔吐による誤嚥肺炎予防。
通常NGチューブは術後1日で抜去
(嘔気嘔吐がなければ翌日朝に抜かれる事が多い)
⑪ダグラス窩ドレーン
目的
出血 腸管損傷 縫合不全などを早期に発見するための情報ドレーン
排液:淡血性 淡々血性 しょう液性
※血性50ml/h や 今まで出ていた排液が急に出なくなったとき 茶色や白色 褐色になったとき v・S測定後
医師へ報告
臭い :無臭
※便臭や臭いが強いときV・S(とくに発熱)測定後医師へコール
量 :500以下(洗浄時は術後多いことがあるため)
※今まで出ていたのに急に出なくなったときや、50ml/h以上の排液(ただし術直後で術中洗浄を行っているときは、淡血性程度の排液で50ml/hを超えることがある。V・S測定後医師へ報告
ダグラス窩ドレーンは通常術後4日程度で抜去
⑫尿道バルン
目的
術後のINOUTの把握
術当日は尿量50ml/hより低下した場合、や尿比重が高値の場合、INOUTを計算し、V・Sを測定し医師へ報告
通常術後1日で抜去
※抜去後に自尿が出るかを確認
⑬エピドラ+PCAポンプ
目的 疼痛コントロールのため挿入
1エピドラ
挿入部の観察
副作用の観察
排尿障害 血圧低下 嘔気 下肢知覚鈍麻
2PCAポンプ
点滴挿入部の観察 使用回数 プッシュ回数の確認 疼痛の程度の評価
副作用の確認
嘔気 眠気 血圧低下 呼吸抑制
⑭酸素
通常術後翌日には外れることが多い
SPO2の持続測定値の観察 検査データの観察(血液ガス) 呼吸状態の観察
⑮点滴
食事が開始になり摂取量が問題なければ抜去
・結腸右半切除術
手術:手術回腸端部から横行結腸右半分を切除し縫合
術後ドレーン挿入部位:右横隔膜下ドレーン
その他 NGチューブ 尿道バルン エピドラ PCAポンプ 点滴 酸素
合併症:出血 縫合不全 吻合部狭窄 創部感染 腸閉塞(イレウス)
心筋梗塞 不整脈 肺炎 無気肺
腹膜瘢痕ヘルニア 深部静脈血栓
薬剤アレルギー せん妄
観察項目 観察事項
①腹鳴 腹満 腹壁 腹痛 排便の有無 排ガスの有無
(縫合不全・イレウスの観察・腹膜炎の可能性)
※腹腔鏡下は大腸穿孔の可能性もある)
②肺音 肺副雑音 SPO2 血ガス値
(肺炎や無気肺の観察)
③創部の観察
※通常48時間は静菌作用のあるカラヤヘッシブなどで創部を保護しているはずであるが、はがれていないか、
出血がないか、腫脹がないかを観察していく。
※創部オープン後からは創部に発赤がないか、発赤があるようであれば圧痛がないかを観察し圧痛もあるようであれば感染による皮下膿瘍を疑い医師に指示を貰う。下部手術は創部感染のリスクは高い。
④意識状態の観察
※麻酔の覚醒状況 酸素量 SPO2 不穏の有無など
※患者さんがドレーンを気にしていじるようであれば家族に説明し必要時抑制(その場合抑制部位の観察)
⑤バイタルサイン・検査データの観察
(合併症早期発見のため)
⑥INOUTのチェック
※輸液と尿量とのバランスをチェックしむくみの有無などに気をつけていく。特に心臓の既往などあるかた
⑦麻酔の合併症の観察
※嘔気・嘔吐 肺音副雑音の有無 腹部症状の観察 ⑤の意識状態
⑧早期離床
無気肺や肺炎などの合併症の予防や循環促進・蠕動運動を促進させる為通常手術翌日には離床を促す。
離床時注意として、特に初回離床時に深部静脈血栓による呼吸困難や胸痛に注意し観察する
※予防するため、術後下肢にポンプをつけたりストッキングをはいたりする
⑨全身の皮膚の観察
(アレルギーの有無)
右横隔膜下ドレーン(右傍結腸溝ドレーン)
目的
出血 腸管損傷 縫合不全などを早期に発見するための情報ドレーン
排液:淡血性 淡々血性 しょう液性
※血性50ml/h や 今まで出ていた排液が急に出なくなったとき 茶色や白色 褐色になったとき v・S測定後
医師へ報告
臭い :無臭
※便臭や臭いが強いときV・S(とくに発熱)測定後医師へコール
量 :500以下(洗浄時は術後多いことがあるため)
※今まで出ていたのに急に出なくなったときや、50ml/h以上の排液(ただし術直後で術中洗浄を行っているときは、淡血性程度の排液で50ml/hを超えることがある。V・S測定後医師へ報告
ドレーンは通常術後4日程度で抜去
⑩尿道バルン
目的
術後のINOUTの把握
術当日は尿量50ml/hより低下した場合、や尿比重が高値の場合、INOUTを計算し、V・Sを測定し医師へ報告
通常術後1日で抜去
※抜去後に自尿が出るかを確認
⑪エピドラ+PCAポンプ
目的 疼痛コントロールのため挿入
1エピドラ
挿入部の観察
副作用の観察
排尿障害 血圧低下 嘔気 下肢知覚鈍麻
2PCAポンプ
点滴挿入部の観察 使用回数 プッシュ回数の確認 疼痛の程度の評価
副作用の確認
嘔気 眠気 血圧低下 呼吸抑制
⑫酸素
通常術後翌日には外れることが多い
SPO2の持続測定値の観察 検査データの観察(血液ガス) 呼吸状態の観察
⑬点滴
食事が開始になり摂取量が問題なければ抜去
・低位前方直腸切除術
直腸癌に対して行われる手術 S状結腸から直腸までを切除 場合によりストーマ造設
さらに縫合不全を起こした場合、ストーマ造設する時がある
術後ドレーンの挿入部位 :吻合部ドレーン(挿入部は吻合部近くの骨盤底・右または左下腹部から挿入)
その他 NGチューブ 尿道バルン エピドラチューブPCAポンプ 点滴 酸素
合併症:出血 縫合不全 吻合部狭窄 創部感染 腸閉塞(イレウス)
心筋梗塞 不整脈 肺炎 無気肺
腹膜瘢痕ヘルニア 深部静脈血栓
薬剤アレルギー せん妄
観察項目 観察事項
①腹鳴 腹満 腹壁 腹痛 排便の有無 排ガスの有無
(縫合不全・イレウスの観察・腹膜炎の可能性)
※腹腔鏡下は大腸穿孔の可能性もある)
②肺音 肺副雑音 SPO2 血ガス値
(肺炎や無気肺の観察)
③創部の観察
※通常48時間は静菌作用のあるカラヤヘッシブなどで創部を保護しているはずであるが、はがれていないか、
出血がないか、腫脹がないかを観察していく。
※創部オープン後からは創部に発赤がないか、発赤があるようであれば圧痛がないかを観察し圧痛もあるようであれば感染による皮下膿瘍を疑い医師に指示を貰う。下部手術は創部感染のリスクは高い。
④意識状態の観察
※麻酔の覚醒状況 酸素量 SPO2 不穏の有無など
※患者さんがドレーンを気にしていじるようであれば家族に説明し必要時抑制(その場合抑制部位の観察)
⑤バイタルサイン・検査データの観察
(合併症早期発見のため)
⑥INOUTのチェック
※輸液と尿量とのバランスをチェックしむくみの有無などに気をつけていく。特に心臓の既往などあるかた
⑦麻酔の合併症の観察
※嘔気・嘔吐 肺音副雑音の有無 腹部症状の観察 ⑤の意識状態
⑧早期離床
無気肺や肺炎などの合併症の予防や循環促進・蠕動運動を促進させる為通常手術翌日には離床を促す。
離床時注意として、特に初回離床時に深部静脈血栓による呼吸困難や胸痛に注意し観察する
※予防するため、術後下肢にポンプをつけたりストッキングをはいたりする
⑨全身の皮膚の観察
(アレルギーの有無)
⑩NGチューブ
目的
術後の麻酔による嘔気・嘔吐による誤嚥肺炎予防。
通常NGチューブは術後1日で抜去
(嘔気嘔吐がなければ翌日朝に抜かれる事が多い)
⑪吻合部ドレーン
目的
出血 腸管損傷 縫合不全などを早期に発見するための情報ドレーン
※この部位は縫合不全が起きやすい
排液:淡血性 淡々血性 しょう液性
※血性50ml/h や 今まで出ていた排液が急に出なくなったとき 茶色や腸液様、胆汁様、膿様になったとき v・S測定後
医師へ報告
臭い :無臭
※便臭や臭いが強いときV・S(とくに発熱)測定後医師へコール
量 :500以下(洗浄時は術後多いことがあるため)
※今まで出ていたのに急に出なくなったときや、50ml/h以上の排液(ただし術直後で術中洗浄を行っているときは、淡血性程度の排液で50ml/hを超えることがある。V・S測定後医師へ報告
ドレーンは通常術後4日程度で抜去
⑫尿道バルン
目的
術後のINOUTの把握
術当日は尿量50ml/hより低下した場合、や尿比重が高値の場合、INOUTを計算し、V・Sを測定し医師へ報告
通常術後1日で抜去
※抜去後に自尿が出るかを確認
⑬エピドラ+PCAポンプ
目的 疼痛コントロールのため挿入
1エピドラ
挿入部の観察
副作用の観察
排尿障害 血圧低下 嘔気 下肢知覚鈍麻
2PCAポンプ
点滴挿入部の観察 使用回数 プッシュ回数の確認 疼痛の程度の評価
副作用の確認
嘔気 眠気 血圧低下 呼吸抑制
⑭酸素
通常術後翌日には外れることが多い
SPO2の持続測定値の観察 検査データの観察(血液ガス) 呼吸状態の観察
⑮点滴
食事が開始になり摂取量が問題なければ抜去
・大腸全摘術、大腸亜全摘術
潰瘍性大腸炎 多発大腸癌 閉塞性大腸炎 多発憩室に対して行う手術
回腸末端から直腸まで切除(亜全摘)
回腸末端から直腸粘膜まですべて切除(全摘)
その他 NGチューブ 尿道バルン エピドラチューブPCAポンプ 点滴 酸素
合併症:出血 縫合不全 吻合部狭窄 創部感染 腸閉塞(イレウス)
心筋梗塞 不整脈 肺炎 無気肺
腹膜瘢痕ヘルニア 深部静脈血栓
薬剤アレルギー せん妄
観察項目 観察事項
①腹鳴 腹満 腹壁 腹痛 排便の有無 排ガスの有無
(縫合不全・イレウスの観察・腹膜炎の可能性)
※腹腔鏡下は大腸穿孔の可能性もある)
②肺音 肺副雑音 SPO2 血ガス値
(肺炎や無気肺の観察)
③創部の観察
※通常48時間は静菌作用のあるカラヤヘッシブなどで創部を保護しているはずであるが、はがれていないか、
出血がないか、腫脹がないかを観察していく。
※創部オープン後からは創部に発赤がないか、発赤があるようであれば圧痛がないかを観察し圧痛もあるようであれば感染による皮下膿瘍を疑い医師に指示を貰う。下部手術は創部感染のリスクは高い。
④意識状態の観察
※麻酔の覚醒状況 酸素量 SPO2 不穏の有無など
※患者さんがドレーンを気にしていじるようであれば家族に説明し必要時抑制(その場合抑制部位の観察)
⑤バイタルサイン・検査データの観察
(合併症早期発見のため)
⑥INOUTのチェック
※輸液と尿量とのバランスをチェックしむくみの有無などに気をつけていく。特に心臓の既往などあるかた
⑦麻酔の合併症の観察
※嘔気・嘔吐 肺音副雑音の有無 腹部症状の観察 ⑤の意識状態
⑧早期離床
無気肺や肺炎などの合併症の予防や循環促進・蠕動運動を促進させる為通常手術翌日には離床を促す。
離床時注意として、特に初回離床時に深部静脈血栓による呼吸困難や胸痛に注意し観察する
※予防するため、術後下肢にポンプをつけたりストッキングをはいたりする
⑨全身の皮膚の観察
(アレルギーの有無)
⑩NGチューブ
目的
術後の麻酔による嘔気・嘔吐による誤嚥肺炎予防。
通常NGチューブは術後1日で抜去
(嘔気嘔吐がなければ翌日朝に抜かれる事が多い)
⑪吻合部ドレーン
目的
出血 腸管損傷 縫合不全などを早期に発見するための情報ドレーン
※この部位は縫合不全が起きやすい
排液:淡血性 淡々血性 しょう液性
※血性50ml/h や 今まで出ていた排液が急に出なくなったとき 茶色や腸液様、胆汁様、膿様になったとき v・S測定後
医師へ報告
臭い :無臭
※便臭や臭いが強いときV・S(とくに発熱)測定後医師へコール
量 :500以下(洗浄時は術後多いことがあるため)
※今まで出ていたのに急に出なくなったときや、50ml/h以上の排液(ただし術直後で術中洗浄を行っているときは、淡血性程度の排液で50ml/hを超えることがある。V・S測定後医師へ報告
ドレーンは通常術後4日程度で抜去
⑫尿道バルン
目的
術後のINOUTの把握
術当日は尿量50ml/hより低下した場合、や尿比重が高値の場合、INOUTを計算し、V・Sを測定し医師へ報告
通常術後1日で抜去
※抜去後に自尿が出るかを確認
⑬エピドラ+PCAポンプ
目的 疼痛コントロールのため挿入
1エピドラ
挿入部の観察
副作用の観察
排尿障害 血圧低下 嘔気 下肢知覚鈍麻
2PCAポンプ
点滴挿入部の観察 使用回数 プッシュ回数の確認 疼痛の程度の評価
副作用の確認
嘔気 眠気 血圧低下 呼吸抑制
⑭酸素
通常術後翌日には外れることが多い
SPO2の持続測定値の観察 検査データの観察(血液ガス) 呼吸状態の観察
⑮点滴
食事が開始になり摂取量が問題なければ抜去
・ハルトマン手術
大腸癌による腸閉塞状態での手術 大腸癌などで明らかに腹腔内に腫瘍が残り早期に狭窄をする危険があるとき
S状結腸と直腸をごく一部残し切除
単孔式ストーマ(永久ストーマ)
その他 NGチューブ 尿道バルン エピドラチューブPCAポンプ 点滴 酸素
合併症:出血 縫合不全 吻合部狭窄 創部感染 腸閉塞(イレウス)
心筋梗塞 不整脈 肺炎 無気肺
腹膜瘢痕ヘルニア 深部静脈血栓
薬剤アレルギー せん妄
観察項目 観察事項
①腹鳴 腹満 腹壁 腹痛 排便の有無 排ガスの有無
(縫合不全・イレウスの観察・腹膜炎の可能性)
※腹腔鏡下は大腸穿孔の可能性もある)
②肺音 肺副雑音 SPO2 血ガス値
(肺炎や無気肺の観察)
③創部の観察
※通常48時間は静菌作用のあるカラヤヘッシブなどで創部を保護しているはずであるが、はがれていないか、
出血がないか、腫脹がないかを観察していく。
※創部オープン後からは創部に発赤がないか、発赤があるようであれば圧痛がないかを観察し圧痛もあるようであれば感染による皮下膿瘍を疑い医師に指示を貰う。下部手術は創部感染のリスクは高い。
④意識状態の観察
※麻酔の覚醒状況 酸素量 SPO2 不穏の有無など
※患者さんがドレーンを気にしていじるようであれば家族に説明し必要時抑制(その場合抑制部位の観察)
⑤バイタルサイン・検査データの観察
(合併症早期発見のため)
⑥INOUTのチェック
※輸液と尿量とのバランスをチェックしむくみの有無などに気をつけていく。特に心臓の既往などあるかた
⑦麻酔の合併症の観察
※嘔気・嘔吐 肺音副雑音の有無 腹部症状の観察 ⑤の意識状態
⑧早期離床
無気肺や肺炎などの合併症の予防や循環促進・蠕動運動を促進させる為通常手術翌日には離床を促す。
離床時注意として、特に初回離床時に深部静脈血栓による呼吸困難や胸痛に注意し観察する
※予防するため、術後下肢にポンプをつけたりストッキングをはいたりする
⑨全身の皮膚の観察
(アレルギーの有無)
⑩NGチューブ
目的
術後の麻酔による嘔気・嘔吐による誤嚥肺炎予防。
通常NGチューブは術後1日で抜去
(嘔気嘔吐がなければ翌日朝に抜かれる事が多い)
⑪吻合部ドレーン
目的
出血 腸管損傷 縫合不全などを早期に発見するための情報ドレーン
※この部位は縫合不全が起きやすい
排液:淡血性 淡々血性 しょう液性
※血性50ml/h や 今まで出ていた排液が急に出なくなったとき 茶色や腸液様、胆汁様、膿様になったとき v・S測定後
医師へ報告
臭い :無臭
※便臭や臭いが強いときV・S(とくに発熱)測定後医師へコール
量 :500以下(洗浄時は術後多いことがあるため)
※今まで出ていたのに急に出なくなったときや、50ml/h以上の排液(ただし術直後で術中洗浄を行っているときは、淡血性程度の排液で50ml/hを超えることがある。V・S測定後医師へ報告
ドレーンは通常術後4日程度で抜去
⑫尿道バルン
目的
術後のINOUTの把握
術当日は尿量50ml/hより低下した場合、や尿比重が高値の場合、INOUTを計算し、V・Sを測定し医師へ報告
通常術後2日で抜去
※抜去後に自尿が出るかを確認
(この部位は骨盤内臓神経・陰部神経が近くにあり、手術操作により傷つくことで排尿障害のリスクあり)
⑬エピドラ+PCAポンプ
目的 疼痛コントロールのため挿入
1エピドラ
挿入部の観察
副作用の観察
排尿障害 血圧低下 嘔気 下肢知覚鈍麻
2PCAポンプ
点滴挿入部の観察 使用回数 プッシュ回数の確認 疼痛の程度の評価
副作用の確認
嘔気 眠気 血圧低下 呼吸抑制
⑭酸素
通常術後翌日には外れることが多い
SPO2の持続測定値の観察 検査データの観察(血液ガス) 呼吸状態の観察
⑮点滴
食事が開始になり摂取量が問題なければ抜去
・直腸切断術
大腸癌による腸閉塞状態での手術 大腸癌などで明らかに腹腔内に腫瘍が残り早期に狭窄をする危険があるとき
S状結腸と直腸をすべて切除
単孔式ストーマ(永久ストーマ)
その他 NGチューブ 尿道バルン エピドラチューブPCAポンプ 点滴 酸素
合併症:出血 縫合不全 吻合部狭窄 創部感染 腸閉塞(イレウス)
心筋梗塞 不整脈 肺炎 無気肺
腹膜瘢痕ヘルニア 深部静脈血栓
薬剤アレルギー せん妄
観察項目 観察事項
①腹鳴 腹満 腹壁 腹痛 排便の有無 排ガスの有無
(縫合不全・イレウスの観察・腹膜炎の可能性)
※腹腔鏡下は大腸穿孔の可能性もある)
②肺音 肺副雑音 SPO2 血ガス値
(肺炎や無気肺の観察)
③創部の観察
※通常48時間は静菌作用のあるカラヤヘッシブなどで創部を保護しているはずであるが、はがれていないか、
出血がないか、腫脹がないかを観察していく。
※創部オープン後からは創部に発赤がないか、発赤があるようであれば圧痛がないかを観察し圧痛もあるようであれば感染による皮下膿瘍を疑い医師に指示を貰う。下部手術は創部感染のリスクは高い。
④意識状態の観察
※麻酔の覚醒状況 酸素量 SPO2 不穏の有無など
※患者さんがドレーンを気にしていじるようであれば家族に説明し必要時抑制(その場合抑制部位の観察)
⑤バイタルサイン・検査データの観察
(合併症早期発見のため)
⑥INOUTのチェック
※輸液と尿量とのバランスをチェックしむくみの有無などに気をつけていく。特に心臓の既往などあるかた
⑦麻酔の合併症の観察
※嘔気・嘔吐 肺音副雑音の有無 腹部症状の観察 ⑤の意識状態
⑧早期離床
無気肺や肺炎などの合併症の予防や循環促進・蠕動運動を促進させる為通常手術翌日には離床を促す。
離床時注意として、特に初回離床時に深部静脈血栓による呼吸困難や胸痛に注意し観察する
※予防するため、術後下肢にポンプをつけたりストッキングをはいたりする
⑨全身の皮膚の観察
(アレルギーの有無)
⑩NGチューブ
目的
術後の麻酔による嘔気・嘔吐による誤嚥肺炎予防。
通常NGチューブは術後1日で抜去
(嘔気嘔吐がなければ翌日朝に抜かれる事が多い)
⑪吻合部ドレーン
目的
出血 腸管損傷 縫合不全などを早期に発見するための情報ドレーン
※この部位は縫合不全が起きやすい
排液:淡血性 淡々血性 しょう液性
※血性50ml/h や 今まで出ていた排液が急に出なくなったとき 茶色や腸液様、胆汁様、膿様になったとき v・S測定後
医師へ報告
臭い :無臭
※便臭や臭いが強いときV・S(とくに発熱)測定後医師へコール
量 :500以下(洗浄時は術後多いことがあるため)
※今まで出ていたのに急に出なくなったときや、50ml/h以上の排液(ただし術直後で術中洗浄を行っているときは、淡血性程度の排液で50ml/hを超えることがある。V・S測定後医師へ報告
ドレーンは通常術後4日程度で抜去
⑫尿道バルン
目的
術後のINOUTの把握
術当日は尿量50ml/hより低下した場合、や尿比重が高値の場合、INOUTを計算し、V・Sを測定し医師へ報告
通常術後2日で抜去
※抜去後に自尿が出るかを確認
(この部位は骨盤内臓神経・陰部神経が近くにあり、手術操作により傷つくことで排尿障害のリスクあり)
⑬エピドラ+PCAポンプ
目的 疼痛コントロールのため挿入
1エピドラ
挿入部の観察
副作用の観察
排尿障害 血圧低下 嘔気 下肢知覚鈍麻
2PCAポンプ
点滴挿入部の観察 使用回数 プッシュ回数の確認 疼痛の程度の評価
副作用の確認
嘔気 眠気 血圧低下 呼吸抑制
⑭酸素
通常術後翌日には外れることが多い
SPO2の持続測定値の観察 検査データの観察(血液ガス) 呼吸状態の観察
⑮点滴
食事が開始になり摂取量が問題なければ抜去
・肛門 括約筋間切除術(ISR)
直腸癌 肛門の内括約筋まで切除し外括約筋を残す手術
その他 NGチューブ 尿道バルン エピドラチューブPCAポンプ 点滴 酸素
合併症:出血 縫合不全 吻合部狭窄 創部感染 腸閉塞(イレウス)
心筋梗塞 不整脈 肺炎 無気肺
腹膜瘢痕ヘルニア 深部静脈血栓
薬剤アレルギー せん妄
観察項目 観察事項
①腹鳴 腹満 腹壁 腹痛 排便の有無 排ガスの有無
(縫合不全・イレウスの観察・腹膜炎の可能性)
※腹腔鏡下は大腸穿孔の可能性もある)
②肺音 肺副雑音 SPO2 血ガス値
(肺炎や無気肺の観察)
③創部の観察
※通常48時間は静菌作用のあるカラヤヘッシブなどで創部を保護しているはずであるが、はがれていないか、
出血がないか、腫脹がないかを観察していく。
※創部オープン後からは創部に発赤がないか、発赤があるようであれば圧痛がないかを観察し圧痛もあるようであれば感染による皮下膿瘍を疑い医師に指示を貰う。下部手術は創部感染のリスクは高い。
④意識状態の観察
※麻酔の覚醒状況 酸素量 SPO2 不穏の有無など
※患者さんがドレーンを気にしていじるようであれば家族に説明し必要時抑制(その場合抑制部位の観察)
⑤バイタルサイン・検査データの観察
(合併症早期発見のため)
⑥INOUTのチェック
※輸液と尿量とのバランスをチェックしむくみの有無などに気をつけていく。特に心臓の既往などあるかた
⑦麻酔の合併症の観察
※嘔気・嘔吐 肺音副雑音の有無 腹部症状の観察 ⑤の意識状態
⑧早期離床
無気肺や肺炎などの合併症の予防や循環促進・蠕動運動を促進させる為通常手術翌日には離床を促す。
離床時注意として、特に初回離床時に深部静脈血栓による呼吸困難や胸痛に注意し観察する
※予防するため、術後下肢にポンプをつけたりストッキングをはいたりする
⑨全身の皮膚の観察
(アレルギーの有無)
⑩NGチューブ
目的
術後の麻酔による嘔気・嘔吐による誤嚥肺炎予防。
通常NGチューブは術後1日で抜去
(嘔気嘔吐がなければ翌日朝に抜かれる事が多い)
⑪吻合部ドレーン
目的
出血 腸管損傷 縫合不全などを早期に発見するための情報ドレーン
※この部位は縫合不全が起きやすい
排液:淡血性 淡々血性 しょう液性
※血性50ml/h や 今まで出ていた排液が急に出なくなったとき 茶色や腸液様、胆汁様、膿様になったとき v・S測定後
医師へ報告
臭い :無臭
※便臭や臭いが強いときV・S(とくに発熱)測定後医師へコール
量 :500以下(洗浄時は術後多いことがあるため)
※今まで出ていたのに急に出なくなったときや、50ml/h以上の排液(ただし術直後で術中洗浄を行っているときは、淡血性程度の排液で50ml/hを超えることがある。V・S測定後医師へ報告
ドレーンは通常術後4日程度で抜去
⑫尿道バルン
目的
術後のINOUTの把握
術当日は尿量50ml/hより低下した場合、や尿比重が高値の場合、INOUTを計算し、V・Sを測定し医師へ報告
通常術後2日で抜去
※抜去後に自尿が出るかを確認
(この部位は骨盤内臓神経・陰部神経が近くにあり、手術操作により傷つくことで排尿障害のリスクあり)
⑬エピドラ+PCAポンプ
目的 疼痛コントロールのため挿入
1エピドラ
挿入部の観察
副作用の観察
排尿障害 血圧低下 嘔気 下肢知覚鈍麻
2PCAポンプ
点滴挿入部の観察 使用回数 プッシュ回数の確認 疼痛の程度の評価
副作用の確認
嘔気 眠気 血圧低下 呼吸抑制
⑭酸素
通常術後翌日には外れることが多い
SPO2の持続測定値の観察 検査データの観察(血液ガス) 呼吸状態の観察
⑮点滴
食事が開始になり摂取量が問題なければ抜去
術後イレウスについて
①単純性イレウス
術後の腸管浮腫や縫合部の狭窄などによる通過障害からくる腸閉塞
自覚症状
嘔気 嘔吐 排便・排ガスの消失 腹満感 腹痛(間歇的・比較的軽度の腹痛)
他覚症状
腹鳴亢進(通過させようと蠕動が亢進する。閉塞部での金属音)
腹部膨満
治療
絶食 点滴管理
胃管(NG・サンプチューブ)またはイレウス管による減圧
↓
改善がなければ手術
癒着剥離術または腸切
②絞扼性イレウス
術後の腸管のねじれなどによる腸管壊死の危険
自覚症状
嘔気 嘔吐 排便・排ガスの消失 腹満感 腹痛(持続的激痛)
他覚症状
腹鳴低下からなし(腹膜炎のため減少)
腹部膨満
ブルンベルグ徴候(腹部を圧迫し圧迫を解除したときに圧痛)
治療
緊急手術
腸管の壊死部の切除、腹腔ドレナージ
場合により人工肛門
(発見が遅れることにより腹膜炎→敗血症の危険あり)
③機能的イレウス
術後の腸管の炎症によるもの
自覚症状
嘔気 嘔吐 排便・排ガスの消失 腹満感 腹痛(軽度の腹痛または腹痛なし)
他覚症状
腹鳴低下
腹部膨満
治療
絶食 点滴管理
胃管(NG・サンプチューブ)による減圧
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- 最終更新:2012-07-31 14:01:29