行動計画の立て方

看護師向けの行動計画の立て方について


行動計画の立て方


通常1年生のうちに行動計画の立て方を学ぶ。
まず行動計画を立てるにあたり重要なこと
①1日の流れが分かること
②自分の能力を知ること
※これが重要
③空いた時間の穴埋めの業務を理解していること
④行動計画の変更ができること

1日の流れがまだ分かっていないうちは、行動計画は立てられない。
まずV・Sの測定時間
点滴の時間
処置の時間
回診の時間
申し送りの時間
などなど。
9:00
V・S測定・抗生剤投与の時間
10:00
清拭
11:00
薬液ネブライザー
11:30
昼休憩の交代申し送り
12:00
経管栄養・食事介助・点滴の追加時間
12:30
昼休憩交代の申し送り
13:30
カンファレンス・記録入力
14:00
V・S測定・清拭・処置・入院
15:00
記録
16:00
申し送り
17:00
記録

最低限この流れは理解していないと、計画は立てられない

②の自分の能力を知るについて
おおよそで
自分がV・S測定が患者さん5人で何分くらいかかるのか(一人当たり何分くらいかかるのか)
寝たきりの人の清拭が何分くらいかかるのか
ストーマ交換 洗髪 環境整備 シーツ交換 口腔ケア 足浴 などなど
看護師一人でできる看護についてどのくらいの時間で終わるのかを把握しておく
医師とともに行う処置についてもどのくらいの時間で終わるのかを把握はしておくが、
医師とともに行う業務については自分の時間で調節できないことで医師の時間に合わせることが多いため適時行動計画の変更を行う必要がある。
もちろん、患者さんの時間に合わせて清拭等行うわけであるが、清拭についても患者さんに確認するときに午前・午後など大まかな時間で調整してもらい、それにあわせて行うようにする
この自分がどのくらいかかるかがかなり重要で、計画を立てるときに、必須となる。午後に入院が2件取るときなど、午前中にどれだけ処置を終わらせているかにかかってくる。

③空いた時間の穴埋めの業務を理解していること
空いた時間の穴埋め業務とは
日勤中であればいつ行ってもいい業務で頭をあまり使わない業務(これはあえて行動計画に居れず、空いた時間に行う)
コストをつける
記録の体温脈血圧の入力
その他雑用で一つの動作が1から2分でいつ中断しても良い業務
これら上記の業務は通常トータル時間に換算して20分くらいかかる業務であるが
これをうまく行動計画の穴埋めに使用することで、スムーズに業務が進むことが多い
②の午前中にどれだけ処置を終わらせるかと記載したが、清拭から次の清拭や洗髪まで患者さんが見当たらないときや、後5分後点滴の追加があって清拭が難しいときなど、その5分のうちにコストや雑用(頭を使わないもの)を5分のみ行う
ただしこの雑用はやり残さないように慣れるまでどれをどこまでやったかのチェックリストなど作ると漏れがなくでき時間を節約できる
コスト 0さんと0さんまで記載
温度版 〇さんまで記載 など
上記は例でチェック方式の方が漏れがない

④行動計画の変更について
仕事に慣れてきてからになるが、
行動計画の決定について
通常
朝ラウンド(V・sを測定)し、そのときに清拭や洗髪など午前や午後の希望を取り
それを盛り込んで行動計画を立てる
最初の上記例に行動計画を入れるとして
9:00
V・S測定・抗生剤投与の時間
(清拭午前2人・午後洗髪1人)
10時にラウンドが終わったとしてココの時点でしたのような行動計画を立てる
10:00
清拭一人当たり15分(2人で30分)残り30分を記録記載+NSコール対応
11:00
薬液ネブライザー3人(一人当たりセットから終わりまで10分X3)血糖測定4人(ネブライザーの空いている時間に施行)
11:30
昼休憩の交代申し送り(申し送られた内容を施行し残りを記録時間+NSコール時間)
12:00
経管栄養(つなぐの2りかかる時間5分程度)・食事介助(15分)・点滴の追加時間(5分程度)
12:30
昼休憩交代の申し送り(申し送られた内容を施行し残りを記録時間+NSコール時間)
13:30
カンファレンス・記録入力
14:00
V・S測定(一人5分X6人30分)洗髪(一人20分)入院(アナムネから術前オリエンテーション30分)
15:20
記録+NSコール対応
16:00
申し送り
17:00
記録
とここまでは通常計画をしていると思う

実際に看護を行っていくうえ重要なこと

急な処置などについて13時30分ころに医師が15時から00の処置をするとのことで1時間処置をすることになった場合、15時から16時まで丸々時間を取られてしまうことになるが、
どうやって穴埋めをするかがポイントでそこで自分が洗髪が何分で終わり清拭が何分で終わるかが分かっているとスムーズに行くことが多い。
14:00
V・S測定(一人5分X6人30分)入院(アナムネから術前オリエンテーション30分)+洗髪20分
計1時間20分かかる予定これだと15時の処置に間に合わない。(20分オーバーしかも通常15時から処置を始めるといわれた場合「14時50分から15時15分くらいかかると計算に入れて動かないといけないため
50分程度しか時間がない。この50分についての使い方が分かっていないと何も動けずばいたる測定だけでおわってしまうことがある
バイタル6人30分+入院のアナムネのみ(術前オリエンテーションはあとで(20分)+医師が来るまで③の穴埋め業務をして医師の介助の後に洗髪を行う
など
命にかかわるものを優先し行動計画を立てるわけであるが、看護師一人でできる処置が自分が何分かかるかの理解がかなり重要だと思う。

仕事中の処置を時間計算し、業務を行うことで、看護が行えていない気がするが、実は時間計算することで、空き時間を作り、情報収集(この患者さんと少しじっくり話を聞く時間を作る必要があると判断したときに)をしたり、時間ごとに空き時間を5分でも作ることにより振り返りの時間を作り、漏れをなくすことができる。

行動計画をたてることは、余裕を持って仕事を行えるようにするにあたり必須になるはずです。

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  • 最終更新:2012-07-31 14:00:34

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