腎ろう造設

腎ろう造設

目的

尿管結石や腫瘍による尿管の閉塞時の尿路変更するため


必要物品 準備物品
防水シーツ
消毒液(イソジン)+消毒キット 汚染物用ビニール
防護服 滅菌手袋 滅菌ガウン+キャップ+マスク
穴あき 中四
滅菌プローベ
10cc注射器 1%キシロカイン
超音波穿刺針 ガイドワイヤー ピックテイルカテーテル
滅菌カップ 洗浄用生500cc(200cc程度使用)造影剤 カテーテルチップ 
メス刃(拡張用)ダイレーター 滅菌糸 滅菌ペアン(なーと用) 滅菌ガーゼ
コネクションチューブ ウロメーターバッグ

手順 手技 方法  


患者さんに説明

透視室へ移動

患者さんのしたに防水シーツを敷き腹臥位になってもらう

イソジンにて消毒を行う
(感染用ゴミ袋を出す)

医師が防護服+滅菌手袋を着用(必要時滅菌ガウン+キャップ+マスク)

穴あき(オイフ)と中四(オイフ)を医師へ渡し医師が患者さんにかぶせる

看護師にて滅菌プローベをセットし医師へ渡す。

10cc注射器をオイフの上に出し1%キシロカインを医師にすってもらう

医師にて局所麻酔を施行

医師が局所麻酔をしている間に
 超音波穿刺針 ガイドワイヤー ピックテイルカテーテルを
 不潔にならないように医師へ渡す(またはオイフの上に出す)

つづけて滅菌カップに生食と造影剤をまぜカテーテルチップを
 不潔にならないように医師へ渡す

更にその他の物品
 メス刃(拡張用)ダイレーター 滅菌糸 滅菌ペアン(なーと用)滅菌ガーゼを順に出す

医師がエコー下にて超音波穿刺針を使用し穿刺を行う

穿刺後医師が超音波穿刺針の内側の針を抜き透視を使用しながらガイドワイヤーを
 挿入し超音波穿刺針を抜く

医師がピックテイルカテーテルをガイドワイヤーを通し挿入。
(挿入ができない場合は先にダイレーターで拡張またはメス刃で穿刺部を拡張してから挿入)

(⑨)で準備した造影剤を医師が使用し腎臓にしっかりと入っているか透視下で確認
(このときピックテイルカテーテルの出口から
 尿がけっこうでるので医師が自分で滅菌ガーゼを適時しようする。)

医師がナート糸+ペアンを使用しナートし固定をする

挿入部をガーゼで保護しシルキーテックスなどで固定

ピックテイルチューブにコネクションチューブを接続し
 ウロガード(ウロメーター)へ接続する

後片付けを行う

挿入後の看護 観察ポイント 観察事項 

(各勤務ごとに観察)

バイタルサインの観察 

穿刺部の出血の有無 

ナートのはずれはないか 抜けていないか テープ固定が緩んでいないか
 テープかぶれはないか  チューブの屈曲はないか 

尿量 尿の性状(血尿はある程度あり)コアグラがなければ様子観察になることが多い。
 徐々に血尿は薄くなっていく

1~2週間後に腎盂バルンカテーテルに交換するまでは適時挿入部の消毒で対応


腎ろう造設後退院在宅指導項目 指導方法

腎ろうを持って退院する患者への退院指導

通常パンフレットを使用し指導を行う
)腎ろうとはどのようなものか患者に再度看護師から説明する。
 (患者さんのわかる言葉を選び理解できるまで説明を行う。)

)カテーテル管理のポイントを伝える
 排液バッグは流れをよくするために、
  体に入っているチューブの位置より低い位置にくるようにすること。

 またチューブが折れたりねじれたりしていないか定期的にチェック。

 排液バッグがいっぱいになる前に早めに排液をしてもらう。

 排液をするときに色・出血・にごり・量・臭いを観察。

 チューブの固定の長さを毎日観察。

)腎ろう挿入部の清潔を保つ。
DrよりOKが出ればシャワー可となるが、
通常管理として石鹸を使用しドレーン周囲をよく洗う。
テープ固定については、2か所テープを貼れるようにして
1.jpg

のように貼り衣類で折れ曲がらないような位置に貼れるように指導する。
テープかぶれしないよう毎回別のところに貼るよう指導する

)ウロパックの排液
 ウロパック内に半分くらい尿がたまるとチューブに負担がかかるので
  早めにトイレに捨てるよう指導。
 排液バッグに触れる前と後は手洗いを。
 尿を捨てた後は排液口をウェットティッシュ(アルコール入り)で拭くようにする。
 排液バッグの汚れが目立ってきた場合や、漏れが見られる場合は、
  外来にて交換できますので、遠慮せずに連絡 をして下さい。と説明
ウロバッグ・レッグパックの交換方法の指導
レッグパック指導
 足に小型蓄尿パックをつけ外観上目立たなく出来るパック
尿量が600cc程度しか入らず、日中外出時等に使用。夜間はウロバックへ戻す必要がある
レッグパックへまたはレッグパックからウロガードへ戻すときの交換方法(指導)
手を洗いウロガード接続部を外す。
腎ろう側とレッグパック側の接続部を消毒液で消毒
消毒部は触れないように指導
接続部を接続し、使用しない方
(ウロガード・レッグパックは清潔なガーゼで包み保管しておく)




指導に関して
本人が高齢または別の理由で理解が不十分なときはキーパーソンに指導を行う。
連日というわけにいかないためどこまでできたのかどこが出来ていないのか
しっかりと記録に残し次に指導するひとが分かるようにしておく


変更や追加などあればぜひ下よりおねがします。細かいことでも結構です。こうだったかもでも結構です。名前はペンネームでお願いします。150文字で入らなそうな場合は右下のメール欄からお願いします。またサイトを見ていただいている方で答えられるものがあれば答えていただけたら嬉しいです。みんなで解決していけたらいいと思っています。

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  • 最終更新:2012-08-02 03:34:58

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