医療用テープ選択方法

医療用テープについて

テープの種類

ゴム系テープ   :エラスチコン キノプレス
P4090048.JPG P4090049.JPG キノプレス
アクリル系テープ :優肌絆 キープポア デュラポア ニチバンテープ シロバン 優肌絆 シルキーテックス(伸縮性あり)
P4090046.JPG P4090047.JPG (エラストポア)シルキーテックス
P4090052.JPG P4090053.JPG キープポア
P4090050.JPG P4090051.JPG 優肌絆
P4090055.JPG P4090056.JPG シロバン

医療用粘着テープの特徴

透湿性はあるが吸水性はない
(繊維と繊維の間に隙間があり水蒸気は通すが汗などの水は通さない)

テープの特徴

ゴム系 

利点
①非常に支持力がある瞬間的に貼りつきやすい
②貼った瞬間に最大の粘着を発揮する
欠点
①ラテックスアレルギーなど皮膚に対し刺激性あり
②はがすときに粘着力が強く物理的刺激を与えてしまう
(何度も貼ったりはがしたりしない)
エラスチコンは部分部分に粘着剤が付いており キノプレスは全体に粘着剤が付いているため同じゴム系でも
エラスチコンの方が皮膚に刺激が少なくて済む

アクリル系

利点
①刺激が少ない(低刺激性だが皮膚障害をおこすこともある)
欠点
①ゴム系の方が粘着力がありしっかりと貼りつく

テープによる皮膚刺激

物理的刺激

テープをはがすときの剥離刺激や圧迫固定などのテープにテンションをかけることによる刺激

化学的刺激

ラテックスアレルギーや刺激物、胆汁などのアルカリ性刺激物などによるものがテープの下につき反応
※アレルギー性に対してはテープを変更またはノベクタンスプレーを使用する

細菌感染

皮膚のバリア機能の低下による細菌感染


テープの使い方・選択について

どこに何を使うか・なんの目的で使うのかによりテープを選択する

ゴム系

アンギオなど穿刺部などの圧迫固定する際に使用される
(伸縮性がありしっかりと貼りつき固定できる。ただし皮膚への物理的刺激がある
※上記でもアクリル系の伸縮性があるシルキーテックスなどが選択されることあり

小児科で多く使用、ドレーン固定やNG固定など
(しっかりとすぐ貼りつき、はがされてはいけないため)
※ただし小児は刺激に弱く、皮膚障害がかなりおこりやすいため可能な限りアクリル系が望ましい。

挿管チューブの固定
(これも抜かれてはいけないためしっかりと固定できるのもとして選択)

関節に貼るテープ
※伸縮性があるため、動かしてもはがれずらい

アクリル系テープ

創部のガーゼ固定
※強い粘着力を必要とせず、毎日交換するためゴム系は向かない。特に優肌絆は何度も貼ったりはがしたりできるため、創部の観察をしてそのままガーゼを貼りつけることが可能。

ドレーン固定
シルキーテックス(アクリル系)
※伸縮性がありはがれずらい、粘着力はゴム系ほど強くないが創部は毎日観察をするため適時張り替えを行う。
ドレーン管理参照

半透過性ドレッシングアクリル系 水蒸気酸素を透過させる

皮膚バリア機能低下について

指に絆創膏を一日はってみるとわかるが、指がふやけた状態になる

これは角質の水分量が増加し体積が増えるためで可逆性であるが細胞同士の結びつきが弱まり、
皮膚剥離を起こしやすい状態になってしまう。

指は分かりやすいが、テープを貼っているところであれば多少なりとも、皮膚のバリア機能の低下は起きており
高齢者などでは、ゴム系のテープをはがす際などにバリア機能低下が起きており、細胞同士がくっつきがよわまっているため皮膚も一緒にはがれてしまうことがある。

バリア機能とは外的刺激から身体を守ることで皮膚は弱酸性であり、細菌感染から身を守っている
さらにバリア機能が低下することによりアルカリ性に傾き感染を起こしやすくなってしまう
化学的刺激・物理的刺激に対しても防御が出来なくなってしまっている状態
そのためテープ固定をする際は場所を変えて貼る必要がある


変更や追加などあればぜひ下よりおねがします。細かいことでも結構です。こうだったかもでも結構です。名前はペンネームでお願いします。150文字で入らなそうな場合は右下のメール欄からお願いします。またサイトを見ていただいている方で答えられるものがあれば答えていただけたら嬉しいです。みんなで解決していけたらいいと思っています。

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  • 最終更新:2012-07-31 14:00:00

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