逆行性腎盂造影(RP)介助方法
逆行性腎盂造影(RP)介助方法
目的
尿路の通過障害や腎盂・腎杯の形態を知るために行う
IVPで鮮明に造影されなかったときやヨードアレルギーのためIVPが行えないとき
必要物品 準備物品
消毒キット 消毒液(イソジン) 滅菌手袋(医師用)穴あき(オイフ) カテーテルチップ キシロカインゼリー 防水シーツ 生食1000ml 造影剤
膿本(陰部の下に入れる) 滅菌ガーゼ(適時使用)
手順手技介助方法
事前準備
食事は1食抜きまたは、食待ち
プレメディ(アタPなどあり)
手順
①排尿排便を済ませてから検査(透視室)へ誘導
②下半身を脱衣
③透視台にて砕石位になり両上肢を胸の上にあげてもらう
※台に防水シーツを敷いておく
④医師へ消毒液・消毒キットを渡し、陰部を消毒
⑤医師へ滅菌手袋を渡す
⑥医師へ穴あきを渡す
⑦男性患者さんのみ尿道よりキシロカインゼリーを注射器にて注入
(医師に不潔にならないよう注射器を渡す。その注射器の内筒を医師があけ、
そこにキシロカインゼリーを入れる)
⑧膀胱鏡の電源を入れ膀胱鏡を医師が挿入(膀胱鏡に生食・造影剤をセット)
⑨膀胱鏡の中からカテーテルを尿管へ挿入し、造影剤を注入し腎杯などを撮影
⑩膀胱鏡を抜いて終了。
検査後の注意点
血尿や排尿時痛が出現することあり、自然に収まることを説明
水分を十分に摂取してもらい造影剤の排尿を促す
検査後1時間安静(医師の指示時間安静)
- 最終更新:2012-08-02 03:33:17